イベント!

  • 昨日の無声映画観賞会、たくさんのご来場まことにありがとうございました!澤登翠先生、山城秀之弁士と楽屋で記念撮影。私が着ているツーピースは、宮城県白石市の祖父が生前、母に作った着物を母がリメイクしたものです!生地が全く傷んでいません。髪飾りはおなじみ、メイクの渡辺さんに作成していただいたものです♪

    山城秀之弁士の説明による『相撲の妙技』は、出番前できちんと拝聴できなかったのですが、よくもまあ、BGMもない完全無音の中、10分もの記録映画を活弁したものです!まさに活弁の妙技、お見事でした。

    澤登翠先生の説明による『散り行く花』は何度目かの鑑賞だったのですが、昨今の児童虐待事件、民族問題を想起させるもので、澤登先生の確固たる語りとともに、とても胸に迫るものがありました。1919年封切り、ちょうど100年前の映画なのに、まるで最近の事件をうけて作られたかのような作品です。悲しい意味でも、現代に通じる傑作になってしまっています。大きな拍手とともに、終演後の客席にジワーっと余韻が残りました。

    無声映画観賞会は独演会と違い、他の弁士と楽屋でいろいろとお話できるのも貴重な機会です。昨日もあれこれ相談に乗っていただきました。『海の水はなぜからい』、『忍術千一夜』ともに今後は大正琴の弾き語りで十八番になっていきますよう頑張ります。まずは『山崎バニラの活弁大絵巻 in ちとせ』で披露いたしますよ!皆様、北海道へ是非!(と、江東区古石場文化センターで呼び掛けたら、笑われました)

  • 昨年12月から始まった2018年度のJR東日本クルーズトレイン「四季島」冬のコース、碧水園ステージが無事に終了しました。雪景色から季節が移り変わり、梅が満開です。ご乗車くださった皆様、まことにありがとうございました。

    一息つく間もなく、明日3月25日18:30~は第728回無声映画観賞会、江東区古石場文化センターにて。「娯楽忍術映画から映画史上の名作まで活動写真バラエティⅡ」と題しまして、本当に様々なジャンルの無声映画、弁士が登場します。

    個人的に非常に気になるのが山城秀之弁士の説明による記録映画『相撲の妙技』。続いて私が務めますのが、切り紙のシュールな漫画映画『海の水はなぜからい』と特撮時代劇『忍術千一夜』。そして澤登翠先生の名調子とともにトリを飾りますのが悲劇の傑作『散り行く花』。リリアン・ギッシュの可憐さをお見逃しなく!!

  • 3月25日(月)の第728回無声映画鑑賞会では漫画映画『海の水はなぜからい』(昭和10年)も初めて活弁します。これまで度々、活弁させていただいた切り紙アニメの名手・村田安司さんの作品です。そこで、村田安司さんについて調べ直してみると、忘れてしまっていたことも多く…改めて面白いです。

    村田は、私の活弁デビュー作、漫画映画『日本一の桃太郎』(昭和3年)を作った山本早苗さんと幼なじみで、山本より2歳年上です。がしかし、アニメ製作法の肝心なところは教えてもらえませんでした。山本の性格が悪いわけではなく(!)まだアニメーターという職業が確立されておらず、それぞれが独自の方法で漫画映画を生みだすのが普通でした。

    横浜生まれの村田は大正12年、関東大震災の年、まだ震災の傷が癒えぬ中、横浜シネマ商会へ入社。タイトル書きの仕事をしつつ、海外のアニメ作品に興味を持ちました。横浜シネマの顧問だった(顧問格だったという資料もアリ)青地忠三さんの助言を得てアニメーションの研究を始めます。村田は自力でコマ撮りであることを突き止めます(←え?ここから?!)そしてこれが大きな功績だと思いますが、効率化をはかるため、背景と登場人物を分離させる「切り抜き」を思いつきます。その切り紙技術が素晴らしく、滑らかな動きはまさに名人です。

    とはいえ、一枚ずつ撮影するのはあまりにもたいへん。モーターを使用し、電動装置でボタンを押してシャッターを動かせる装置を映画機械メーカーに作らせたことがさらに作業能率アップにつながりました。漫画映画に限らず無声映画は多くが消失してしまっているのがまことに残念なのですが、国立映画アーカイブの日本アニメーション映画クラシックス内のインターネット公開作品で、作家ごとの作品数も村田は群を抜いています。

    と、村田ばかりに注目しがちですが、ほぼ全ての作品で脚色や脚本・原作として村田とタッグを組んだのが、先ほどもご紹介した青地忠三です。村田より11歳年上で、教職から教育映画の世界に入り、村田をアニメの世界に導きました。青地の影響だけでなく、当時の漫画映画は教訓的・教育的だったそうです。しかし、その無理やりなこじつけや、とってつけたような格言の字幕がシュールで、そこに弁士のツッコミが入ればなおのこと、現代の観客も大いに楽しむことができます。

    今回『海の水はなぜからい』のネタおろしを立候補したのは、昨年、坂本頼光弁士が独演会で、鮮やかな切り口で会場の爆笑をさらっていたからです。私が真似しても同じようにはできないし…でも、台本を考えようとしても坂本君の台詞回しが頭から離れないしで、苦戦しました。ところが、今回改めて調べものをしたお蔭でとある資料に行きつき、私ならではの活弁はこれだ!とピラめいたら、登場人物が勝手に(?)しゃべってくれるようになり、悩み続けた数週間が嘘のように1日で第1稿を書きあげることができました。無声映画観賞会は第二部で澤登翠先生が絶対に素晴らしい活弁でしめてくださるのと、そして今回は山城秀之弁士もご登場なので、私はいつも安心して飛び道具を出してしまいます?!

    本日は青地・村田コンビ作品のご参考までに、おもちゃ映画ミュージアム所蔵の『お伽のお爺さん』に私が活弁と音楽を担当した動画をはりつけます。「製作年不詳」となっていますが、こちら本当は『タヌ吉のお話』で青地・村田コンビの作品であるという推理については過去のブログをご参照くださいませ。



  • 4月29日(月・祝)『山崎バニラの活弁大絵巻 in ちとせ北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)中ホール にて。チラシの裏も素敵です。チケット発売中です!

    3月25日(月)の第728回無声映画鑑賞会、4月29日の千歳市公演、6月2日(日)の山崎バニラの活弁大絵巻 in ゆめりあ 2019~勇者のアイテム、全公演で活弁するのが『忍術千一夜』(1939年・昭和14年、大都映画)。松方弘樹さん、目黒祐樹さんのご両親、若き日の近衛十四郎・水川八重子がご出演。

    水川八重子は先日ご紹介した大都映画の河合徳三郎社長の娘・女優の三城輝子の友人だったため、すんなりデビューできたそうです。

    近衛十四郎は女性や子供にアイドル的人気がありましたが、昭和11年に入隊、本作は昭和14年に映画界に復帰したばかりの作品だったようです。2年後、昭和16年にご結婚。

    大都映画が大映になった際には参加せず、ご夫婦で一座を組んで10年に渡り地方巡業に出ます。戦争中の特殊な事情もあったようです。近衛十四郎は再び召集を受け、敗戦により復員、映画界に復帰、テレビでも大活躍するようになります。近衛十四郎の映画カムバックを機に水川八重子は女優を引退、水川八重子が58歳で亡くなった翌年に、近衛十四郎も63歳で亡くなるという、たいへんに絆の強いご夫婦だったようです。

    『品川隆二と近衛十四郎 近衛十四郎と品川隆二』(2007年、ワイズ出版)には近衛十四郎の立ち回りがいかに素晴らしかったかということも書かれています。大都映画作品はB級感が売りでもありますが、近衛十四郎の殺陣のシーンになりますと、「この痛快特撮忍術映画で、こんなに素晴らしい立ち回りをみることができるとは!」という掘り出し物的喜びを味わっていただくことができます。

    日本初の映画スター・尾上松之助の歌舞伎的様式美とも違い、現代のリアルを追求する殺陣とも違う、観客をワクワクさせてくれる大立ち回りです。弁士としては黙っていようか、しゃべろうか、悩みどころです。



  • 山崎バニラの活弁大絵巻 in ゆめりあ 2019~勇者のアイテム 本日チケット販売開始です!

    6月2日(日)14:00開演(13:30開場)  大泉学園ゆめりあホール
    ■演目:『心の力』・『忍術千一夜』大正琴弾き語り/『豪勇ロイド』ピアノ弾き語り
    ■料金
    全席指定 一般:2,000円/子ども(4歳~小学生):1,000円
    友の会会員  一般:1,800円/子ども(4歳~小学生):900円(2枚まで)
    ■チケット
    練馬文化センターチケット予約専用電話 03-3948-9000(10時~17時)
    インターネットチケット予約・販売 (要利用登録【無料】)​​​​
    練馬文化センター/大泉学園ゆめりあホール 窓口(10時~20時)
    ■主 催・問合せ:(公財)練馬区文化振興協会 TEL03-3993-3311
    ■協 力:喜劇映画研究会/株式会社マツダ映画/国立映画アーカイブ

    練馬区文化振興協会月刊情報誌「アンコール」2月号の表紙にしていただきました!片岡一郎弁士が図書館で見つけたとつぶやいてくださっていました^^ギリギリ2月のうちに掲載できました。毎年焦りますが、2月はあっという間ですね!きっと6月もあっという間!?今回も完売しますように…!どうぞお早目にご予約くださいませ~。




  • 山崎バニラの活弁大絵巻 in ちとせ
    2019年4月29日(月・祝)14:00開演(13:30開場)
    ■会場:北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)中ホール
    ■演目:『活動写真いまむかし』/『忍術千一夜』大正琴弾き語り/『豪勇ロイド』ピアノ弾き語り

    ■料金(全席自由)
    【前売】一般:2,000円/高校生以下・65歳以上:1,000円/ペア:3,000円
    【当日】一般:2,500円/高校生以下・65歳以上:1,500円

    ■チケット
    ローソンチケット 、千歳市民文化センターにて発売中

    ■主 催・問合せ:千歳市民文化センター TEL:0120-26-1151
    ■協力:株式会社粋まち/喜劇映画研究会/株式会社マツダ映画/おもちゃ映画ミュージアム

    この度の北海道地震で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。まだまだたいへんな方もいらっしゃる中での告知となり申し訳ございません。平時のエンターテインメントは非日常にいざなってくれるものですが、被災地にとってのエンターテインメントは心を少しでも日常に戻してくれるものだと言われたことがあります。約10年振りの北海道公演、楽しんでいただけますよう精一杯頑張ります。

  • 3月25日の第728回無声映画観賞会では、15年振りくらいに『忍術千一夜』(1939年、大都映画)を活弁いたします。松方弘樹さん、目黒祐樹さんのご両親、若き日の近衛十四郎・水川八重子がご出演。

    『幻のB級!大都映画がゆく』本庄慧一郎著(2009年、集英社)を『弥次喜多 岡崎猫退治』の活弁以来、楽しく読み直しました。そして今回は本書の参考文献に出ていた『巣鴨撮影所物語―天活・国活・河合・大都を駆け抜けた映画人たち』渡邉武男著(2009年、西田書店)もたいへん興味深く読みました。

    大都映画の前身である河合映画を作った、全身彫り物だらけ(!)の河合徳三郎社長のワンマンぶりがとにかくすごい…!社長の前でオナラをしてしまった大物俳優は退社を命じられ、映画化の原作料なんてなんのその、映画業の傍ら政治家に転身した際には試写室に所員を集めて演説のリハーサル、よその撮影所に移籍希望の俳優には子分たちがピストルやナイフで脅したり実際に…これ以上は書くのも恐ろしい…!今ではとても許されないその豪快さで、年100本もの量産体制を確立していったのです。

    そんな大都映画から生まれたのが痛快B級特撮忍術映画『忍術千一夜』。撮影所の雰囲気も伝わるような豪快な台本が書けたら…なんて思っております。なので、本日の偉そうな写真はご容赦くださいませ。一応、鑑賞会のチラシを持っています。

  • 先日は楽天主催のRakuten Evangelist Party 2019でご案内役を務めてまいりました。このようなパーティーは今回で14回目だそうです。ご覧のようにとてもとてもゴージャスなステージで、ステージ下にはコケまで生えていました!(写真をご参照くださいませ。) お客様も華やかで、ご案内役でありながら、私もまた新しい世界を知ることができました。

    左から武人画師のこうじょう雅之さん、大正琴を持った私、箏奏者の今西紅雪さん、茶道家の池田和歌子さん、和歌子さんのお点前にギターの生演奏(!)をしたのが高山一弘さん。どのパフォーマンスもアヴァンギャルドで、控室でも様々なお話をうかがうことができ、たいへん楽しかったです。

    出演者の写真が組み込まれたスタイリッシュなオープニング映像をリハーサルで見せていただいたときには、自分がずいぶんかっこよく見えて、思わず「この映像、実家のお父さんとお母さんにも見せてあげたかったなぁ」と全然かっこよくないことをつぶやいていました(笑)

    私は皆様のパフォーマンス前に日本画や箏、茶道の歴史をベベベンと語り、その他に日本クラフトビールや日本酒、日本ワインの歴史もご紹介、お客様に実際に味わっていただきました。やはりご案内役でありながら、私も日本産の素敵なものたちの歴史を知ることができた、有意義なひとときでした。

  • また大泉学園ゆめりあホールで独演会ができる事になりました!

    山崎バニラの活弁大絵巻 in ゆめりあ 2019~勇者のアイテム
    2019年6月2日(日)14:00開演(13:30開場)
    ■演目:
    漫画映画『心の力』大正琴弾き語り/時代劇『忍術千一夜』大正琴弾き語り/洋画『豪勇ロイド』ピアノ弾き語り
    ■会場:大泉学園ゆめりあホール

    ■料金
    全席指定 一般:2,000円/子ども(4歳~小学生):1,000円
    友の会会員  一般:1,800円/子ども(4歳~小学生):900円(2枚まで)

    ■チケット
    2月27日(水)10:00~ 販売開始
    練馬文化センターチケット予約専用電話 03-3948-9000(10時~17時)
    インターネットチケット予約・販売 (要利用登録【無料】)​​​​
    練馬文化センター/大泉学園ゆめりあホール 窓口(10時~20時)

    ■主 催・問合せ:(公財)練馬区文化振興協会 TEL03-3993-3311
    ■協 力:喜劇映画研究会/株式会社マツダ映画/国立映画アーカイブ

    念願の、本家『豪勇ロイド』と、『豪勇ロイド』へのオマージュである千代紙アニメ『心の力』同時上映が実現します!『忍術千一夜』と合わせまして「勇者のアイテム」は我ながら良き公演サブタイトルです^^ 理由は見てのお楽しみ☆ 是非ご予定空けておいてください♩

  • 今年も無声映画観賞会に出演させていただきます。
    2019年3月25日(月)18:30開演(18:00開場 21:00終映予定)
    第728回無声映画鑑賞会~娯楽忍術映画から映画史上の名作まで活動写真バラエティⅡ~

    ■演目
    『散り行く花』弁士:澤登翠
    『相撲の妙技』弁士:山城秀之
    『忍術千一夜』/『海の水はなぜからい』弁士:山崎バニラ

    ■会場
    江東区 古石場文化センター江東区古石場2-13-2  電話 03-5620-0224
    (東京メトロ東西線「門前仲町駅」2番出口より徒歩10分)

    ■料金
    一般2000円 学生1600円 前売、電話&E-mail予約1500円  子供(中学生以下)1000円 会員優待券1000円
    電話&E-mail予約は公演前日の午後6時まで受け付けます。
    (但し、規定枚数に達した場合はその時点で受付を終了致します。)

    ■予約・お問合せ
    無声映画鑑賞会事務局
    電話 03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時~午後6時) FAX 03-3605-9982
    E-mail: katsuben@matsudafilm.com
    ※E-mail予約の場合は、「○月○日無声映画鑑賞会前売予約」、枚数、代表者のお名前を明記して、メールをお送り下さい。 E-mailにて御予約いただいた方には[予約確認]のメールをお送りしています。

    「活動写真バラエティⅡ」ということで、前回の「活動写真バラエティ」企画にも私は出演していました。なぜなら、私が「短編の漫画映画も時代劇も活弁させていただきたい」と立候補しているため、毎回一貫性を持たせている演目をバラエティとせざるをえなかったのだと思います。恐れ入ります…!頑張ります!

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