2019年2月20日

  • 3月25日の第728回無声映画観賞会では、15年振りくらいに『忍術千一夜』(1939年、大都映画)を活弁いたします。松方弘樹さん、目黒祐樹さんのご両親、若き日の近衛十四郎・水川八重子がご出演。

    『幻のB級!大都映画がゆく』本庄慧一郎著(2009年、集英社)を『弥次喜多 岡崎猫退治』の活弁以来、楽しく読み直しました。そして今回は本書の参考文献に出ていた『巣鴨撮影所物語―天活・国活・河合・大都を駆け抜けた映画人たち』渡邉武男著(2009年、西田書店)もたいへん興味深く読みました。

    大都映画の前身である河合映画を作った、全身彫り物だらけ(!)の河合徳三郎社長のワンマンぶりがとにかくすごい…!社長の前でオナラをしてしまった大物俳優は退社を命じられ、映画化の原作料なんてなんのその、映画業の傍ら政治家に転身した際には試写室に所員を集めて演説のリハーサル、よその撮影所に移籍希望の俳優には子分たちがピストルやナイフで脅したり実際に…これ以上は書くのも恐ろしい…!今ではとても許されないその豪快さで、年100本もの量産体制を確立していったのです。

    そんな大都映画から生まれたのが痛快B級特撮忍術映画『忍術千一夜』。撮影所の雰囲気も伝わるような豪快な台本が書けたら…なんて思っております。なので、本日の偉そうな写真はご容赦くださいませ。一応、鑑賞会のチラシを持っています。

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