2019年3月3日



  • 4月29日(月・祝)『山崎バニラの活弁大絵巻 in ちとせ北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)中ホール にて。チラシの裏も素敵です。チケット発売中です!

    3月25日(月)の第728回無声映画鑑賞会、4月29日の千歳市公演、6月2日(日)の山崎バニラの活弁大絵巻 in ゆめりあ 2019~勇者のアイテム、全公演で活弁するのが『忍術千一夜』(1939年・昭和14年、大都映画)。松方弘樹さん、目黒祐樹さんのご両親、若き日の近衛十四郎・水川八重子がご出演。

    水川八重子は先日ご紹介した大都映画の河合徳三郎社長の娘・女優の三城輝子の友人だったため、すんなりデビューできたそうです。

    近衛十四郎は女性や子供にアイドル的人気がありましたが、昭和11年に入隊、本作は昭和14年に映画界に復帰したばかりの作品だったようです。2年後、昭和16年にご結婚。

    大都映画が大映になった際には参加せず、ご夫婦で一座を組んで10年に渡り地方巡業に出ます。戦争中の特殊な事情もあったようです。近衛十四郎は再び召集を受け、敗戦により復員、映画界に復帰、テレビでも大活躍するようになります。近衛十四郎の映画カムバックを機に水川八重子は女優を引退、水川八重子が58歳で亡くなった翌年に、近衛十四郎も63歳で亡くなるという、たいへんに絆の強いご夫婦だったようです。

    『品川隆二と近衛十四郎 近衛十四郎と品川隆二』(2007年、ワイズ出版)には近衛十四郎の立ち回りがいかに素晴らしかったかということも書かれています。大都映画作品はB級感が売りでもありますが、近衛十四郎の殺陣のシーンになりますと、「この痛快特撮忍術映画で、こんなに素晴らしい立ち回りをみることができるとは!」という掘り出し物的喜びを味わっていただくことができます。

    日本初の映画スター・尾上松之助の歌舞伎的様式美とも違い、現代のリアルを追求する殺陣とも違う、観客をワクワクさせてくれる大立ち回りです。弁士としては黙っていようか、しゃべろうか、悩みどころです。

  • 最近の投稿

  • 2019年3月
    « 2月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
  • アーカイブ

    • 2019
    • 2018
    • 2017
    • 2016
    • 2015
    • 2014
  • カテゴリー