映画史上の名作11

__

シネマヴェーラ渋谷で「映画史上の名作11」が開催中。連日、様々な古典名作が上映されています。何本か拝見した中から無声映画についてメモしておきます。

『キートンの西部成金 Go West』(1925 アメリカ)。ご存知、ストーン・フェイスのバスター・キートン主演作品。こちら活弁版だったのですが、チラシにも映画のクレジットにも弁士がどなたなのか記載されておらず、受付で聞いてもわからない!男性の良い声なのですが、ちょいちょい自分の感想を入れたりダジャレを入れたりするので、いわゆる音声ガイドとは違います。しかし、登場人物によって声色を使い分ける様子はありません。ダジャレの一例としましては、牛の乳しぼりが「チチとして進まず」など(笑)

『ハラキリ』(1919 ドイツ)。『メトロポリス』のフリッツ・ラング監督が長崎を舞台にしたオペラ『蝶々夫人』を映画化。こちらいろんな意味ですごかったです。現在も海外作品で描かれる日本人像は違和感があることが多いですが、その比ではありません。日本人役も演じているのは全て西洋人です。大名のお嬢さんは父上が海外から帰ってくると、庭でいきなり土下座して出迎えます。きれいな着物なのに…。そのくらい父上を敬っているのかと思いきや、立ち上がるととても庶民的な団扇でパタパタ仰ぎながら父親と会話。父は無事の帰宅を仏壇に報告するのですが、娘と一糸乱れぬ大仰な祈りを捧げます。その後、大きな銅鑼(!)を叩くと小間使いがやってくる。この小間使いの所作も丁寧と無礼が入り混じっている。っというのが、全編にわたり続くのです。

写真は同じくフリッツ・ラング監督の『怪人マブゼ博士』(1932 ドイツ)のポスター。劇場に許可をいただいて撮影いたしました。当時ナチ政権によって上映禁止となり、ラング監督はその後、アメリカへ亡命といういわくつきの作品。絶対に名作のはずなのですが、画質の荒いモノクロに白い字幕のトーキー映画。文字が読めない箇所が多く、話が追えずにいつしか眠ってしまいました。

昨日は『嵐が丘』(1939 アメリカ)の上映中、ヒロインが死ぬ直前に「イビキがうるさい」と注意されているお客様がいました。イビキがやんだ途端にヒロインは息をひきとりました。

2014年8月3日

コメント

トキメィキボー2014年8月3日

もしかすると、バニコが溶けてしまっているのでは…と半ば諦めかけておりますた(゜o゜)…そろそろ、バニ活が観たくなってきましたぞ♪ハッチがつも、フレーフレーバニラ★

ジョー2014年8月5日

『僕らはボリシェヴィキの国におけるウェスト氏の異常な冒険を山崎バニラさんの活弁付き上映でもう一度みたくないわけがない』(2014 日本)

しとろん2014年8月5日

そう言えば最近、映画を観てないな☁ 暑さのせいもあるけれど☀ そろそろ TAKAじいさんの生存確認もしないといけないといけないし☂ つまりはその、バニラ活弁が観たいのですよ☼☼☼

TAKAじい2014年8月6日

暑いよ〜 この倦怠感・・・倦怠期って言うんですか? そんな時はケンタイキフライドチキンでも食べて過ごしましょう。 産地には気をつけてね。 納涼バニラ活弁観たいっす。

しとろん2014年8月7日

納涼おバニラ屋敷〜〜〜 そう言えば、以前テレビでバニラさんが怪談をやった番組がスゴく良かった。またやってくださらないかなぁ〜〜〜 ヒュードロドロ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

  • 最近の投稿

  • 2017年9月
    « 8月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • アーカイブ

    • 2017
    • 2016
    • 2015
    • 2014
  • カテゴリー