戦前日本SF映画小回顧

IMG_0051

まず最初に京都国際映画祭の概要が発表されました。無声映画特集もあり、私は「おもちゃ映画とちびっ子ギャング」の回の弾き語り活弁を担当します。全てネタおろしとなるため、絶賛準備中です。スケジュール詳細はもうしばしお待ちくださいませ。

そして、ラピュタ阿佐ヶ谷モーニングショーにて『戦前日本SF映画小回顧』上映が開催されています。私が見た中で特に印象に残った作品について一言メモです。

『國士無双』(1932)

ご存知、私の十八番ですが、今回は初めて見るシーンがありました。どういうことかというと、本作はもともと2時間以上の大作でしたが、現存するのが30分程度となっております。私はいつも神戸映画資料館さんが保管されている23分版で活弁をしています。今回はフィルムセンター所蔵の16分とマツダ映画社所蔵の8分が同時上映されました。無声映画ファンの間で話題になったのが、マツダ版。山で修行した本物の伊勢守が下山し、偽物と再対決のシーンが入っているのです。本作がSFに分類されるのかはともかく感動ものでした。

『怪電波の戦慄第二篇透明人間篇』(1939)

一応、トーキー映画なのですが、後から録音された声が実写の口パクに合ってないというか、特に合わせようとしていないのが面白い。なんと言い間違えても、とりなおしていない! 透明人間になることができるポンコツ・ロボットが登場。じゃあ、タイトルは「透明ロボット」にすべきじゃないの?!っとどこまでもツッコミどころ満載。

『密林の怪獣群』(1938)大都映画

『キング・コング』に影響を受けて作られたそうですが、なんと最後の最後まで怪獣は出てきません。山奥に住んでいる類人猿家族は、どこからどうみても普通の人で、全員、肥えているため、全く野性的にも見えない。山内菜々子弁士による活弁付上映の回もあったのですが、私はスケジュールの都合と、その前の山城秀之弁士の活弁の回が札止めで入場できないお客様もいたことから、はなからあきらめておりました。短編ならなんとかなっても41分の作品、台本作りはさぞご苦労があったのではないかとお察しいたします。

『玩具映画』7作品

京都国際映画祭に向け、膨大な玩具映画の中からどれを上映しようか選定するためもあり出かけました。無音でもお客様のウケも上々。玩具映画は9月10日~13日にもモーニングショーをしていますので、是非お出かけください。

 


2014年9月7日

コメント

トキメィキボー2014年9月7日

玩具映画と言うと、大盛堂書店でのノラクラが思い浮かびます♪ 玩具映画プロジェクトHPもふり返ってみました。できれば京都、友にも会いに…いっけるっかな?いっけるっかな?ハテハテホホー♪ヽ(^。^)ノ…活弁ではに丸SONG歌ってくれたら嬉しいです★

しろくま2014年9月8日

京都へは仕事で12月初旬に・・・ 10月中旬じゃないのがとても ざ~んね~ん♪

しとろん2014年9月9日

おもちゃ、なのに おもしろい、のに おもくろい、のはなーんだ?? それは のらくろ君だよね!

ジョー2014年9月18日

フィルムが流れはじめてからの弁士の第一声には毎回ワクワクドキドキします。そのワクワクドキドキ感を味わいたいのですが… 私の分析では初日と最終日には無いと思うので、17日、18日のいずれかにかに賭けてみます。

しとろん2014年9月19日

マンションの換気扇清掃立会の日になってしまった!残念・・・ ん?『神様はじめました◎』とな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

  • 最近の投稿

  • 2017年3月
    « 2月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
  • アーカイブ

    • 2017
    • 2016
    • 2015
    • 2014
  • カテゴリー