映画『フランシス・ハ』

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9月13日~渋谷ユーロスペース他で公開の『フランシス・ハ』、一足お先にマスコミ試写に参上いたしました。“で、「ハ」って何なの?”という面白い予感しかしないキャッチフレーズも最高です。

ピンポイントになってしまいますが、特にフリーランスで仕事をしている女性にオススメですね。フランシスは27歳の見習いモダンダンサー。ダンスの先生に呼び出されたから、きっと本公演のメンバーに選ばれたのだとお友達に自慢していたのに、将来のことを考え、ダンス教室の事務員になることを考えるよう通告されます。先生はイジワルのつもりはなく、むしろ親身なので、このやりとりがますますリアルに感じられます。

個人的な話で恐縮ですが、私は4歳からモダンダンスを習い始め、小学生時代は舞踊団生活に明け暮れ、活弁の前座時代はバック・ダンサーの仕事もしていました。このとき、私は事務作業ができるからという理由で、フランシスと同じような進言をされたことがあり、もう冒頭から冷静に本作を見ることができなくなりました。

その後、フランシスと私がとった行動は違います。それは映画全体を通して、フランシスと私の価値観がだいぶ違うからでもあります。念のためお伝えしておくと、事務員になったからと言って負けではありません。かつての舞台仲間の中にも俳優さんのマネージャーに転身し、今や敏腕マネージャーのお友達もいますから。

フランシスや私のような浮き草稼業は仕事の量に波があります。当然のこととわかっていても、悪い連絡が続くとモヤモヤするもの。そして仕事が重なる時期は大騒ぎとなります。

若いころは「事務作業もできる」と見られるのがアーティストになりきれていないような気がしたけれど、残りの人生考えると、決して悪いことじゃないですね。フランシスの奮闘やハンパさを見ながら、いろんなことを考えました。せっかくマスコミ試写に呼んでいただいたのに、全然冷静な映画評ができていませんね…。そのくらい、心かき乱される楽しい作品でした。

非モテ&金欠で何がわるい!で、「ハ」ってなんなのかは、是非劇場でご覧ください。

2014年9月8日

コメント

TAKAじい2014年9月8日

水に浮かんで「かきくけこ」、こんにちは、浮き草「か行」です。。。あなたは神を信じますか?カリフォルニア州から来ましたサンフランシスコ・ザビエルです。(ニセモノじゃん) あのころは、ハ!

ジョー2014年9月8日

「ハ」と打って最初に出てきたところに急げ。→ハローワーク

トキメィキボー@酔2014年9月8日

以前はひとつのことだけできればOKだった時代から、今やなんでも稼業のご時勢ですものね…私は様々な仕事場で、常に柔軟な姿勢(態度)で向き合ってきたのですが、結果それは信頼と向上・発展とゆうレールを敷(ふ)設されてくような道のりだったと思えます。答え≒子プンっやってられんっ…うたおう!Ah-HA!HA!HA!~キャッホッ~♪(笑う門には福バニラ☆)…職業に貴賎なし…この言葉の意味する真意を身をもって感じております。

しとろん2014年9月12日

ジャポネーズ・バ・・・ って、そう言う意味ではないのかな? ひょっとしたら行けるかも知れないので、せめて何日に京都でバニラ活弁があるのかは知りたいのですよ。 よーっ♪

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