小説『火花』

加東市の公演が終わったご褒美に、ようやく又吉直樹さんの『火花』を読みました。一言、とても良い小説でした。時にせつなくもありました。私はバックステージものが好きなので、お笑い芸人さんの物語を楽しみ、あっという間に読み終えました。

芥川賞受賞作は度々読んでまいりましたが、本作は又吉さんがたとえお笑い芸人をされていなくても受賞したであろうと納得できる文才でした。一方で、又吉さんが書いたことをたまに思い出しながら読む効果も大いにあり、矛盾するようですが、お笑い芸人の又吉さんが書いたからこそより一層楽しめる作品だとも思いました。

例えば、主人公の気持ちを妙に繰り返す場面があり、これは又吉さんの気持ちではないか?他の登場人物もモデルがいるのではないか?と勘ぐりたくなるのです。しかし、又吉さんはそのあたりも計算済みでフィクションでありながらあえて小説のバランスを崩しているのだろうな…とも思えます。そのくらい超絶技巧な作品でした。

吉本興業という大きな組織にいる又吉さんが、お笑い芸人が一組しかいない小さな事務所に所属する芸人を主人公にしているのも興味深いです。その主人公が選んだ道と現在の又吉さんのご活躍ぶりの差も考えさせられます。又吉さんの人間や物事に対する観察力のすごさを見せつけられました。

節分なので、鬼のお面と一緒に撮りました。娘にもかぶせて撮りました。とってもかわいい鬼さんになりました。


2017年2月3日

コメント

TAKAじい2017年2月3日

インフルエンザ流行ってますね。みんなで輪になって座りインフル撃退しましょう。インフル円座なんつって。。。成田山新勝寺の豆まきは「福は内」しか言わないそうですね。又吉さんは相方が渡米後、ご自身が1人でどんな活躍されるのか楽しみ♪

しとろん2017年2月4日

今年、「恵方巻」とやらに初挑戦してみていろいろ調べたのですが・・・ スーパーやコンビニにとってクリスマスケーキやバレンタインチョコのように売れる季節商品はとても重要で、その中でも「恵方巻」はスーパーやコンビニが自らブームを作ろうとしている特別な存在らしいのです。その事をスーパーで働いている友達に話したら、風邪をひいて熱があるけど「恵方巻」はどうしても売らなきゃ行けないから出勤するんだと言っていてその頑張りに頭が下がる思いでした。 そこで今日のバニラさんのブログを読んで思ったのですが、職業は何でも自分にできる事を最大限頑張ることは大切なんだなぁと腑に落ちましたよ😇 ⛩福は内❗️福は内⛩

(本物の)昭和生まれ2017年2月4日

ここ数年、毎年2月3日には「豆まき」と同時に「恵方巻」という習慣が流行り(?)のようですね。ですけどこのあっし、「恵方巻」を丸かぶりしたことは一度もありません。何故なら、あっしは「顎関節症」の初期症状が出ているのです(泣)。あっしの場合、寝ている時の「歯ぎしり」だけではなく、起きている時にも歯の「食い縛り」が酷いようで、歯科医の先生から「このままでは歯が割れてしまう」と言われました。結局、毎年「恵方巻」は包丁で細かく切って食べているのですが、「これでは海苔巻きと変わらないじゃん!」と自分自身でツッコミ。…しまったオチがない!どうする!こうする!んぴゃむほひょえぇぇ…。

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