大藤信郎・千代紙アニメ

6月2日(日)『山崎バニラの活弁大絵巻 in ゆめりあ 2019~勇者のアイテム』もいよいよとなってまいりました。チラシの裏面をご紹介する前にチケットが完売という嬉しい展開に。でも素敵なデザインなので記念に掲載いたします。

久しぶりの活弁となります漫画映画『心の力』(1931)。本作は、私が弾き語りならではのミュージカル風活弁を志した記念すべき第一作です。千代紙アニメの巨匠・大藤信郎さんの作品で、当時の文部省制作なのですが…、つっこみどころ満載です。

2010年に国立映画アーカイブ(当時のフィルムセンター)で大藤信郎展が開催され、たくさんの資料が初めて一般公開されました。私はおかだえみこさん、津堅信之さん、どちらのトークショーにも馳せ参じました。おかだ先生の「日本舞踊もやっていた大藤さんは踊りながら動きを考えた」という情報や、津堅先生の「大藤さんは、誰からも影響を受けず、誰にも影響を残さなかったのが特徴」という表現が印象に残っています。

大藤信郎さんは日本で初めて世界に認められたアニメーターと言っても過言ではありません。精巧な千代紙アニメは登場人物が一歩動くのに7枚の絵を必要としたそうです…!作風が色セロファン影絵にうつると、1950年代にはベネチア映画祭やカンヌ映画祭で受賞し、ピカソも絶賛したそうです。

「そんなに面白そうなら見たかったよ…」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。本作はまた近々お披露目の機会がありそうな予感もいたします。そして、もう10年前の拙著でございますがエイ出版『活弁士、山崎バニラ』付録DVDにも短縮版が収録してございますので、よろしければ是非ご覧ください^^

2019年5月17日

コメント

TAKAじい2019年5月18日

夏はところてんがおいしいなぁ。力もわくなぁ。まさに「心太の力」であります。。。「心の力」はバニラさんの活弁で何回か見ているカワイイ千代紙アニメですね。また弾き語りを聞くのを楽しみにしています。

しとろん2019年6月13日

なるほど、当時の「フィルムセンター」が「国立映画アーカイブ」なんですね。大藤信郎展にも行きましたねー 『心の力』見たかったなぁ

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