花組芝居『南北オペラ』

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ワラッチャオ!』メタホン役の谷山知宏君と、いろんな役でゲスト出演してくださっている小林大介さんが所属する劇団花組芝居のHON-YOMI『南北オペラ』を観に行ってきました。二子玉川の閑静な住宅街に突如現れる劇団の本拠地「セーヌ・フルリ」アトリエ公演。

ご存知の方も多いと思いますが、花組芝居は加納幸和さんが主宰する出演者は男性だけの劇団です。谷山君も小林さんもそんじょそこらにいないようなスタイルの持ち主なので、秘密の花組芝居体操か何かがあって、皆、スラリと足が長く、お尻が小さくて姿勢がいいのかと思っていたら、世の中の比率的にはやはりスタイルのいい人が多かったですが、体格はバラエティーに富んでいました。

まずは本作のあらすじをご覧あれ。私は全然意味がわかりませんでした。劇場に行けばなんとかなると思っていましたが、一人何役も衣装を変えずに演じているため結局物語は追えませんでした。そういうお客様も多いということで、ロビーでは上演台本や12年前の初演時のDVDなども販売されています。じゃあ、つまらなかったかというととんでもない!そもそも私は舞台に関してはあらすじがしっかりしているものより、ちょっとわからないものの方が好みなのと、初めて見るタイプの演出に全く飽きませんでした。むしろかなり面白かったです。ちなみに全員違う衣装のセンスも絶妙でした。

ステージ中央にはマイクスタンドが2本、背後には長椅子がずらり。会場中にジャラジャラとした飾り物と、今年お亡くなりになってしまった劇団員・水下きよしさんのサイケデリックなお写真だらけ。私は谷山君が吉本の神保町花月に客演しているのを見たことがあるだけなので、水下さんの舞台を残念ながら拝見したことがありません。追悼公演を兼ねているため、初めて花組芝居を観るお客さんが置いてけぼりになりそうなのですが、紙一重のところで、いや、一線を超えて(?)公演中は水下さんの存在が迫力を持って迫ってきます。

「HON-YOMI」(本読み)と銘打っているように、出演者は片時も台本を手放しません。出番のない方は長椅子で待機するので、皆さん出ずっぱりです。マイクスタンドを交代で使うなら歌謡ショーになりますが、めくるめくフォーメーションと非常にち密な舞台展開となっております。台本を持ったままの公演といえば、朗読っぽいのですが、昨日の公演はあまりにも朗読の枠から飛び出していました。一歩間違えると何もかも中途半端な仕上がりになる危険が潜んでいますが、プロフェッショナルな集団のステージングを堪能しました。

あらすじがわからなくても楽しかったのは、出番のない俳優さんを観察し続けていることができたおかげもあります。ずっと台本を見ている人もいれば、客席を見ている人もいるので、たまに目が合ってしまいました。小林さんがこっそりリップクリームを塗るのもかわいらしかったです。連日の公演なので、本番で新しい演技プランを試す人がいるようで、突拍子もないことをした人に対する加納さん(脚本・演出・出演)の表情も実は見どころです。

オペラということで、全編歌だらけ。皆さんかなり歌が上手ですし、男性コーラスは鳥肌ものでした。そして何より楽曲がいい!一夜明けても口ずさんでしまう。でも、谷山君だけソロが少なかったような気がするのですが(笑)。出番はものすごくたくさんあったんですけどね。

2014年6月27日

コメント

トキメィキボー2014年6月27日

観劇、おつかれさまでした(*^-^*) わたすは異動してからとゆうもの、すわっぱり文化的な暮らしから遠ざかってしまいますた…オロナミンCで、心をうるおす日々であります…ファイト一発!|д゚)違

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