大隈講堂活弁『渋川伴五郎』

先日の早稲田大学大隈講堂での活弁公演。第二部では赤い着物に衣装替えし、女性陣は秋のグラデーション。『渋川伴五郎』の声色掛け合い活弁直前にワクワクが止まらない私が激写されていました(笑)

今回はお相撲の行司役の他に、佐々木宗平、里人、茶屋の女中、役人も担当。二枚目役の佐々木宗平の声が私で、客席から笑いが起きたらどうしよう…という普段なかなかない緊張感を味わいました。里人役は、皆で尾田直彪弁士に方言を習い楽しかったです。

私が一番好きだったシーンは樗澤賢一弁士が演じた強い浅山一傳斎と、武藤兼治弁士が演じたズルい黒崎典膳の決闘。お二人ともはまり役だった上に、稽古の際に先輩である片岡一郎弁士と坂本頼光弁士が少しアドバイスしたことでぐんとよくなった過程に立ち会えたのも感激でした。大森くみこ弁士の妖怪土蜘蛛も素晴らしい怪演でしたね!

声色掛け合い活弁の台本を書いた一郎弁士に、佐々木宗平役に挑戦させてくれた御礼をお伝えして、大隈講堂をあとにしたのでした。同日NHK『首都圏ニュース845』で放送されたニュースがご登録なしでご覧いただけます。

【English】
The silent film “Shibukawa Bangorō” was accompanied by twelve benshi. I played five roles.

【Español】
La película muda «Shibukawa Bangorō» se presentó con doce benshi. Yo interpreté cinco papeles.

大隈講堂活弁『渋川伴五郎』” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    遼くんは涼をとりながら勉強して「良」の成績を収めました。。。お写真、バニラさんお一人だけこぼれるような笑顔が!確かにワクワクが止まらないかんじ。それにしても豪華なメンバーですね(^-^)

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