名前
山崎バニラ
読み:やまざき ばにら
常用漢字の「山崎」を使用しています
自己紹介
活弁士(活動写真弁士)。2001年、無声映画シアターレストラン「東京キネマ倶楽部」座付き弁士としてデビュー。“ヘリウムボイス”と呼ぶ独特の声と、大正琴とピアノを弾き語る独自の芸風を確立。2018年~東京国際映画祭チルドレン部門で活弁を披露。2019年公開、周防正行監督『カツベン!』に出演。声優としてもアニメ『ドラえもん』ジャイ子役、『ポチっと発明ピカちんキット』ポチロー役他出演作多数。
宮城県白石市観光大使。2017~2019年、JR東日本クルーズトレイン「TRAIN SUITE四季島」が白石駅に到着の際、能楽堂「碧水園」にて活弁ステージを担当。パソコンで動画・音楽・アニメ・ホームページを自作する。2009~2014年、パソコン雑誌『週刊アスキー』に不定期連載。著書に『活弁士、山崎バニラ』。
略歴
1978年1月15日 | 宮城県白石市生まれ 東京都大田区育ち |
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1982年 | 幼稚園を登園拒否…4歳からダンス・ピアノ・絵画を習う |
1996年 | 東京都立小山台高校卒業 |
2000年 | 清泉女子大学文学部スペイン語スペイン文学科卒業 |
2001年 | 無声映画シアターレストラン『東京キネマ倶楽部』座付き弁士に |
2004年 | 日本テレビ『月曜映画~シネマサイレントナイト』で金髪&着物姿に |
2010年 | バニラクエスト設立 |
2012年 | 活弁ライブ「山崎バニラの活弁大絵巻」を各地で開催 |
2016年 | 長女を出産、ママさん弁士となる |
現在 | 史上初(にして最後かもしれない) 大正琴&ピアノ弾き語り弁士として奮闘中 |
主な活動
映画 | 【2019】周防正行監督『カツベン!』 |
映画祭 | 【2014~2018】京都国際映画祭 【2018~】東京国際映画祭 |
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声優 | 【2005~】テレビ朝日『ドラえもん』ジャイ子役 【2018~】テレビ東京『ポチっと発明ピカちんキット』ポチロー役 |
司会 | 【2008~2010】NHK『金曜バラエティ』 |
執筆 | 【2013~2016】中日スポーツ新聞 エッセイ連載 【2019】月刊『赤ちゃんとママ』エッセイ寄稿 |
音楽 | 【2010】『わらしのうた』(NHK『みんなのうた』) |
プレゼンター | 【2014】NHK総合・Eテレ『視点・論点~無声映画・活弁士の今』 【2016】気象庁動画『長周期地震動ことはじめ』 |
舞台 | 【2013】「愛宕天狗 ―戦国武将が懸けた思い」活弁・音楽・アニメ 【2017~2019】JR東日本 TRAIN SUITE 四季島 碧水園ステージ |
CM | 【2011~2014】仙台銀行テレビCM 【2015~2016】全国商工会連合会テレビCM |
活動写真弁士とは
明治から昭和初期にかけて映画はまだ音がついていない無声映画でした。映像が動くだけでびっくりした時代。「わ!写真が動いた!」というわけで、映画は「活動写真」と呼ばれておりました。この活動写真に全役の声をつけ、語り部も担当したのが活動写真弁士。弁士はそれぞれ自分で台本を書くので、弁士によって映画の印象が大きく変わるのも見どころです。弁士の文化はほぼ日本独特に花開き、全盛期には7千人以上。しかし現在十数名。大正琴やピアノの弾き語り活弁をするのは山崎バニラが史上初にして現在も唯一と言われております。
動画配信
●気象庁動画 2016年3月配信。「長周期地震動ことはじめ〜天災は高いところにやってくる?!〜」大正琴弾き語り出演。
●YouTubeチャンネル「VanillaYAMAZAKI」2017年 独演会記録映像配信