漫画「ヤマトタケル」とオペラ「ヤマトタケル」

オペラ『美しきまほろば ヤマトタケル』写真左上から時計回りに作曲の日高哲英先生。稽古ピアノの奥谷恭代さんと久保晃子さん、副指揮の新井義輝さん、私をはさみまして、副指揮の草川正憲さんには漫画『ヤマトタケル』安彦良和著を貸していただき、空き時間もたいへん充実しました。
漫画なのですが、解説も多く、リアリティーが追及され、ヤマトタケルの行動により納得がいく形になっています。ヤマトタケルが女装してクマソタケルを倒した際にクマソタケルの娘・カヤの助けがあったこと。オトタチバナヒメが犠牲になった際、一緒に乗船していた人々からのプレッシャーもあったこと。ヤマトタケルは草薙剣を置いて行ったせいで命を落しますが、慢心からではなく、元来の優しさが仇になったこと。
この漫画にも日本書紀にも古事記にも私が演じた道化は登場しません。オペラの道化は、ヤマトタケルに複雑な思いを抱く父親・景行天皇(泉良平さん)にしか見えない設定というのがたいへん面白く、クマソの人々と一緒に踊ったり、ヤマトタケル(山本耕平さん)が熱唱中もお顔をのぞきこんだり、やりたい放題!?道化役を作ってくださった台本の高木達先生に感謝感謝です。
【English】
The manga "Yamato Takeru" is also very interesting. The clown I played in the opera does not appear in it.
【Español】
El manga «Yamato Takeru» también es muy interesante. El payaso que interpreté en la ópera no aparece en él.



♪3年目の植木ぐらい青梅(おうめ)にミロよ~(意味不明)。。。みなさん協力し合って出来た素晴らしいオペラだったンですね。それとだれか女装して最近あちこちに出没してる「熊ソタケル」をうまく追い払ってほしいです。