話芸のプロによる小説

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話芸のプロによる小説を続けて読みました。落語家の立川談四楼師匠による『シャレのち曇り』と講談師の神田茜先生による『女子芸人』。もう素晴らしい文才でどちらも非常に興味深くとっても面白かったのですが、個人的にはヒリヒリとした読後感も残っています。

『シャレのち曇り』は小説と言えども、実名でのご登場ばかり。36人抜きで真打に昇進した春風亭小朝師匠や、談志師匠の方針で人気を博すタレント落語家さんたちへの赤裸々な嫉妬心、それでも談志師匠への想いがあふれている様子が切なく…。

活弁よりもずっと歴史がある落語ですが、昇進制度の試行錯誤はあり、その犠牲になってしまった談四楼師匠たち。舞台裏の混乱がよくわかります。

一方、『女子芸人』は主人公は講談師ではなく漫談家です。こちら先日、講釈師の神田京子ちゃんにご紹介いただいた本です。痛快だったり、他人事でなく胃が痛くなるような経験を繰り返しながらの成長物語。主人公はちょうど私と同じ年の時に転機を迎えます。女性芸人にとっての恋愛、結婚、出産とは…。

どちらも感想はたくさんあるのですが、私の立場でここに記すのが非常に難しいというのが本音です。名著だからこそ、ここまでヒリヒリしているのです。新作も作る落語家さんや講談師さんが生み出す小説の威力に圧倒されています。

2016年6月27日

コメント

TAKAじい2016年6月27日

いいYOUと悪いYOUがいて、いいYOUに残留しないで離脱しちゃいました。ダメじゃん。。。女性芸人さんて大変なんすね。本もいっぱい出版して重版出来繰りかえしていっぱい幸せになって星いっす。

しとろん2016年6月27日

私の周りにも音楽だけで生活していらっしゃる方々がいらっしゃいます。皆さんに共通していることは、才能、知識、技量、が私から見ても普通の人ではありません。 憧れますが、人にはそれぞれ役割があるはずと思うようにしています。じゃぁ、僕の役割って何?

(本物の)昭和生まれ2016年7月5日

女流作家の「山口恵以子」さんは、テレビに出演するとき、いつも着物を着るそうです。現に「開運なんでも鑑●団」にも着物で出ていました。そんな山口恵以子さんの着物は、破格の安値で購入していると、本人が豪語しておりました。みなさんエコなうえに、頭を使っているのですね。それにくらべ、あっしの趣味の金銭感覚のマヒ度数といったら…(冷汗)。

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