小津安二郎監督と突貫小僧君のご親族

本日はこうとうキッズシネマフェスティバル こどもが楽しい小津映画! 山崎バニラの活弁大絵巻「生れてはみたけれど」客席数半分ではございましたが、たくさんのご来場まことにありがとうございました!!会場内には大型サーキュレーター2台、実は窓もあちこち開いていました。

なんと、小津安二郎監督の姪にあたる小津亜紀子さんや、『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』の次男役・突貫小僧君の息子でイラストレーターの青木拓磨さんもご来場くださりました…!天国の小津監督も突貫小僧君も本日の公演を喜んでくださっていたらいいなぁ…と思います。ご親族の方にまでご覧いただき、たいへん光栄です。

今回、1時間半近い作品を打楽器も使わず大正琴のみで弾き語ったので、新しい奏法を開発(?)しました。5弦のうち、細い2弦だけはじき、繊細な音を出してみました。大正琴で踏切の音を表現するシーンもお気に入りです。

4人家族の中では一番出番の少ない母ですが、母を一人称にして語るシーンを多くしたのもママさん弁士になったならではと思っています。他にもいろいろ書きたいことがありますが、再演の機会を信じて弾き語り活弁のネタバレはこのくらいに。

台本を書く上でとても助けていただいた『それとは違う小津安二郎』(高橋行徳著/鳥影社)については出版社に初めてファンレターを出しましたので、また後日ご紹介いたします。

次回はこちら!
サイレント映画の旅『陽気な巴里っ子』 9月6日(月)18:30開演 会場:壱岐坂ボンクラージュ
本公演についても後日改めてお知らせします。取り急ぎ、本日は本当に本当にありがとうございました!自分で申し上げるのもなのですが、たいへん良き公演になりました^^

小津安二郎監督と突貫小僧君のご親族” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    お父さんとお母さんはブタになっちゃうし「今からお前の名は千だ!」って湯婆~バニラに言われるし紙が串になっちゃうし・・・以上”千と千尋の紙が串”でした。。。バニラさん、小津映画にふさわしいご親族に来て頂けたなんて素晴らしい公演になりましたね!再演あったら見に行きたいなぁ。

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