DTMオペラ『美しきまほろば~ヤマトタケル』
7月2日・3日 オペラ「美しきまほろば~ヤマトタケル」立稽古が始まっています。前回は京都の上賀茂神社の野外劇場でしたが、今回は新国立劇場。雨の心配をしなくていいので、私は舞台の床も使い前回以上に動き回っております。
初演時は曲の理解が追い付かず、稽古ピアノを録音させていただいても楽譜が読み解けず、難解な楽譜を自分で打ち込みをして電子音で録音…という涙ぐましい努力をしました。
今回はさらに、電子音を伴奏に自分でヤマトタケルと帝のパートを二重録音。私のヘリウムボイスでテノールとバリトン…絶対に誰にも聞かせられない仕上がりとなっておりますが、これでまた一つパニック状態から抜け出せました。DTMがオペラにも役立つとは♪
上賀茂神社の時はコロナの影響で終演を早めるため短縮版をお届けしましたが、今回は完全版。私も初めて拝見・拝聴するシーンがあり、感動して稽古場で号泣。
美しいメロディーに、ヤマトタケルのせつない物語に、圧巻の歌声を披露する皆様の鍛錬に、この短期間に膨大な曲を歌いこなす新キャストのすごさに圧倒されたのでした。この感動をぜひ皆様も劇場で!
●6月3日(金)第2回カツベン映画祭 17:40の回/Eプログラム『生れてはみたけれど』
全プログラム残席わずかとなりました。こちらもぜひ!
●6月18日(土)「山崎バニラの活弁大絵巻 in 村国座」
演目の一つ『豪傑児雷也』楽譜&台詞一体型台本のデジタル化完了。こちらもぜひぜひ!
オペラの出演者が全員 日本人ということで海外の方からするといわば「オペラ座の外人」みたいな感じでしょうか。。。バニラさんがんばれ~!