小説『のらくろ自叙伝』田河水泡著

第35回東京国際映画祭

ユースTIFFチルドレン 山崎バニラの活弁小絵巻2022
Special Voice Performance by Yamazaki Vanilla

■日時:10月29日(土)AM10:00
■会場:TOHOシネマズシャンテ スクリーン1(日比谷)
■演目:『のらくろ二等兵~教練の巻・演習の巻』『ノックアウト』『海辺の恋人たち』『にぎやか雑貨店』

■チケット:一般 ¥1,600 / 学生(子供含め)¥500 / 学生当日 ¥500
10月15日(土)10:00より 映画祭公式サイトにて発売開始です。

のらくろシリーズは田河水泡さんによる漫画が原作ですが、のらくろが書いたという体の『のらくろ自叙伝』という小説もあります。こちらも作者は田河水泡さん。田河さんは漫画家になる前、落語作家もしていました。

小説版のらくろの語り口は落語を聞いているような気持ちになります。含蓄ある名言も多く、野良犬時代にどん底を味わったので、あせりが出ないこと。国籍・親・名前など同じ質問ばかりする世の中にあきれ、「のらくろ」と名乗るようになったこと。

野良犬としてブラブラしているなら、兵隊になって鉄砲持ってブラブラしようと思っただけで、のらくろも田河水泡さんも戦争に巻き込まれていきました。

のらくろの世界観をお伝えするため音楽も工夫してみました。今回は大正琴弾き語りの他にいくつかのトイ楽器も吹き語り、叩き語り予定です。お子様はもちろん、大人の方のみでもご来場いただけます♪

小説『のらくろ自叙伝』田河水泡著” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    美しい鳴き声と引き換えにしっぽを取ってもらった のらくろは二本足で歩きますが最期は海の「水泡」となって消えてしまうのでありました(うそ・・・人魚姫か!?)。。。のらくろの影響力は凄くて幼い頃の手塚治虫先生はのらくろの模写をしていたらしいですね。それにしてもボストン・テリアっぽい のらくろカワイイね。

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