阪妻・立花・ユニヴァーサル聯合映画

山崎バニラの活弁大絵巻 in よねざわ

2022年11月27日（日）14:00開演（13:15開場）
■会場：伝国の杜　置賜文化ホール（山形県米沢市）
■演目：『キートンの探偵学入門』『当世新世帯』『活動写真いまむかし』

■チケット：全席指定　￥2,000（当日￥2,500）／伝国の杜ファンクラブ会員　￥1,800（当日￥2,000）
■チケット取扱：伝国の杜 TEL:0238-26-2666

■主催：米沢市教育委員会／（公財）米沢植杉文化振興財団
■協力：おもちゃ映画ミュージアム／株式会社マツダ映画社／喜劇映画研究会

当日券ございます。是非ご検討くださいませ。

今回初めて披露する『当世新世帯』は世界進出を視野に入れた阪妻・立花・ユニヴァーサル聯合映画ならではなのかしら？と思った点がいくつかございました。

無声映画には中間字幕といってスクリーンいっぱいに台詞が出てくるシーンがあるのですが、『当世新世帯』はそれがとても多かった気がします。英語字幕をたくさん入れるつもりだったのでは？と想像してみました。

無声映画によっては中間字幕がほとんどなく、全ての台詞を自分で考える必要がある作品もあります。本作は字幕のヒントが多く、また字幕の内容も面白いので、活弁を始めたばかりの方も取り組みやすい作品だと思いました。そこで私は弾き語りならではの演出を取り入れることにしました♪

そして邦画のサイレント映画にしては珍しい（と思われる）キスの描写があります。一方で滑稽なほど深々とお辞儀をするシーンもあります。当時の映画人の熱い想いがほとばしるような作品で、この映画会社で唯一現存する貴重な映像を多くの方にご覧いただきたいです。

世界初のキスシーンについては『活動写真いまむかし』でも楽しく解説します。あ、小学生のお子様も安心してご来場ください！