『弗箱シーモン』井口静波弁士録音版

浅草寺境内の映画弁士塚。往年の活動写真弁士の活躍を記念し、1959年に建立されました。次回うかがった際には思いきって弁士台の方に立ってみたいです。

2024年1月30日(火)第786回無声映画鑑賞会で私が担当します『弗箱シーモン』(1926)。マツダ映画社版には井口静波弁士の活弁が録音されています。鑑賞会当日は音は消させていただき、坂本真理さんの生演奏と私の活弁でお届けします。

映画評論家の児玉数夫先生によると、1936年の再公開用録音だそうで、すでにだいぶ聞き取りにくい音源ですが、なんとも言えないおかしみがあります。劇中劇のシーンはご自身の前職を生かし、浪曲風になっており、和風の伴奏もしっかりついています。

この脱力具合が私には出せませんので、違った趣向でせっせと活弁台本を書いています。今回も喜劇映画研究会代表の新野敏也さんに多大なご協力をいただき、クラシック映画ニュース(通称:豆プロ)も充実の内容となっておりますので、是非ロビーでお求めくださいませ。

その前に!第785回無声映画鑑賞会は年末恒例、紀伊国屋ホールにて澤登翠先生とカラード・モノトーンによるリサイタルです!

『弗箱シーモン』井口静波弁士録音版” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    リコピン・デコピン・安全ピン Yeah。。。大谷選手の飼ってるワンちゃんかわいいですよね ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ 100年後にバニラさんの音源付き活弁が大量に発見されたとニュースになる時が来るかも。なんて妄想してみたりして。

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