シンデレラとおしん物語

本日の画像もフィルムコレクターの三品幸博さんにご提供いただきました。昭和4年発行の『映画時代』より、着物を着て扇子を持つコリーン・ムーア。コリーン・ムーア主演の『微笑みの女王』(1926)はシンデレラに着想を得たラブ・コメディです。

日本では明治時代に坪内逍遥がシンデレラの“シンさん”ということで、「おしん物語」として出版していますが、内容はだいぶアレンジされたものでした。魔法使いは弁天様、王子様は殿様、ガラスの靴は扇、魔法の効力が切れるのは夕方6時になっていました…!

『微笑みの女王』もシンデレラを大きくアレンジしており、お城の舞踏会の代わりに行われたのはハリウッド女優デビューコンテスト!?バックステージものとしても傑作です。

山崎バニラの活弁大絵巻2025 ~エキセントリック昔話~

3月1日(土)14:00開演 こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ チケット発売中☆

【English】
The Cinderella story published in Japan in 1900 was arranged in a Japanese style. The glass slipper was a folding fan, and the magic wore off at 6pm!

【Español】
El cuento de La Cenicienta publicado en Japón en 1900 fue adaptado al estilo japonés. ¡El zapato de cristal era un abanico plegable y el efecto mágico desaparecía a las 6 de la tarde!

シンデレラとおしん物語” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    配下の者が皆 魚のブリが好きな姫様を「ブリ姫」と呼んだことから「配下ブリ姫」が「灰かぶり姫」として言い伝えられています(うそ)。。。シンさんと言えば貧乏旗本の三男坊 徳田新之助ですが・・・坪内逍遥って名前しか聞いたことがないです。「おしん物語」初めて知りました(^^;

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