『映画館に鳴り響いた音』柴田康太郎著

早稲田大学大隈講堂の無声映画活弁上映会、たくさんのお申込みありがとうございました。よろしければご鑑賞の予習に『映画館に鳴り響いた音~戦前東京の映画館と音文化の近代』柴田康太郎著(2024年/春秋社)もお勧めです。

豊富な図版を見るだけでも楽しい。早稲田大学演劇博物館から提供された資料もたくさんあります。

「伴奏無用論者」の弁士もいたのですね!笑ってしまったのは、上映中の暗がりの中で、楽士がその弁士の頭を叩いたという逸話もあるそうです。弁士と楽士はスクリーンの下手と上手、もしくはオーケストラピットに分かれていたので、わざわざ出番ではない楽士が幕の中から頭を叩きに来たのでしょうか?!

無声映画全盛期と一口に言っても、弁士も楽士もずーっと試行錯誤している様子がよくわかります。私もまだまだ試行錯誤中。8月28日(木)18:00 第805回無声映画鑑賞会『戦国時代』は編集・活弁・一部三味線:山崎バニラでお届けします…!

【English】
I read a book that researched what kind of music was played in movie theaters during the silent film era. It was very interesting.

【Español】
Leí un libro que investigaba qué tipo de música se ponía en los cines durante la época del cine mudo. Fue muy interesante.

『映画館に鳴り響いた音』柴田康太郎著” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    桃太郎THE村井とは「桃太郎侍は村井藩の殿様である」ということ(うそ)。。。いろんな場面で音ってとても重要ですね。活弁っていうとバニラさんの大正琴ほか鳴り物やピアノの音が頭から離れません(⌒^⌒)

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