荒武者キートン北海道上映記録

昨日の産経新聞に国立映画アーカイブ 「こども映画館」 の記事を掲載していただきました→【クリップボード】「こども映画館」 お申込み受付中です!

7月19日(金)19:00開演 「山崎バニラの活弁大絵巻 in たかす」北海道鷹栖町たかすメロディーホールはいよいよ来週です。明治期北海道映画史の前川公美夫先生からいただいた情報によりますと、大正12年にアメリカで公開された『荒武者キートン』は北海道では大正14年から15年にかけて札幌、函館、小樽での上映が確認できているそうです。(旭川についてはまだ調べがついていらっしゃらないそうです。 )前川先生のお蔭で前回の千歳公演に引き続き、北海道公演ならではの貴重な情報をいただけてたいへんありがたいです。

第一部でご覧いただく『豪傑児雷也』(1921年)とともに、『荒武者キートン』(1923年)も特撮の見どころが多いです。喜劇映画研究会代表・新野敏也さんに教えていただいた情報によりますと、途中ダムを決壊させるため爆発のシーンがありますが、こちらはミニチュアで、スローモーションで重厚感を出しています。ミニチュアにはとても見えない完成度です。活弁ならでは、途中ミニ解説を入れながらご覧いただきます。

私が大好きな『荒武者キートン』のオリジナルタイトルは「Our Hospitality」「私たちのおもてなし」、私も良いステージでおもてなしできますよう頑張ります。写真は昨年の京都国際映画祭で『荒武者キートン』を初めて弾き語りした際の舞台裏。 ところで、楽士の坂本真理さんが作ってくださった荒武者キートン・ブローチのことを、2歳の娘はなぜか「ご先祖様」と呼びます(笑)セピア色だからでしょうか?君はいったい誰の生まれ変わりなんだい?!