御礼:スペース・ゼロ2021
「山崎バニラの活弁大絵巻2021 ~デンジャラス家族~」たくさんのご来場、本当にありがとうございました!『海の水はなぜからい』白石弁活弁ということで、こけし風帯にしました。洋服はよくご覧いただきますと巴里柄です♪1920年代の狂乱のパリ、ボーイッシュなショートカットが流行したということで、自分でカットしていきました。
『虚栄は地獄』は大正時代の流行歌『コロッケの唄』を思いついたのが幸運。亭主・ワイフ・強盗・高利貸しバージョンの替え歌を大正琴で弾き語り、益田太郎冠者作詞の元の歌をDTMで作り、幕間曲としました。ご来場くださった柳家小傳次師匠のTwitter情報で益田太郎冠者は落語の作者であることも知り、あの面白い歌詞に納得です。
『陽気な巴里っ子』はルビッチ・タッチを前にいつもの私のメタ活弁が通用しなくなり、台本を書き始めたときは困惑。ナレーションを極力排除し、ほぼ会話だけで活弁したのが、芸歴20年にして大きな方針転換でした。一方、しばしば挿入された窓越しの会話は物理的に音が聞こえないのでルビッチュ監督も活弁はつけてほしくないのでは…と考え、私の声はなしにしました。でも他の弁士もそうすべきとは全く思っておらず、むしろ、夫の不倫を知り嫉妬に燃える妻の心情を、詩的だったり、七五調で雄弁に語る活弁も見てみたいです!
当初はパリっぽい音楽を一生懸命調べていたのですが、オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ『こうもり』と原作が同じということで、『こうもり』の楽曲やストーリーにも大いに助けていただきました。オペレッタを、当時流行したチャールストン風にしたり、ワルツ風にアレンジしたり♪
本日どうしても来られなかった応援してくださっている皆様も…とにかくありがとうございました!!
電話で「呪術廻戦」って何?ってたずねたくても回線がつながりません。五条先生おせーて下さい。。。不倫かぁ。ダメ絶対!?塔の上のラプンツェルにフリンって出てきますよね。バニラさん スペース・ゼロ大盛況!とっても良かったですね。来年は行けるようにワクチン打ってがんばります。