Twitterスペース「弁士のハナシ」
先日、片岡一郎弁士が活動写真弁士たちにお声がけくださり、「弁士のハナシ」というタイトルで、Twitterのスペース機能でお話をしていました。私も張り切っていたのですが、技術的な問題で音声を発信することができず残念。
今回、ご登場されたのは片岡一郎弁士、大森くみこ弁士、山城秀之弁士。関西のくみこ弁士は「こんな電話みたいでええんやろか?」とおっしゃっていましたが、堂々2時間!
まず、名古屋を拠点に活動なさっていた故・わかこうじ弁士について。私はお会いしたことがなく、一郎弁士との交流は私も初耳でした。なんとも言えないおかしみのある、ほろ苦いエピソードです。
よく聞かれるけれどもなんとお答えして良いものやら…という“弁士あるある”が「台本を書くのにどのくらい時間がかかるか」というご質問。これに一郎弁士は「〇分間のシーンを〇時間で書くのが目安」と明確に答えていたので、私もそのペースを目指して集中力を高めよう!と目標ができました。でもやっぱり台本に取り掛かる前の調べものに別途大量の時間を要しますよね?!
「公演前に何回通すか?」という話題も面白く、腱鞘炎の心配をしながら連日通し稽古をしている弾き語り弁士がいかにたいへんか…ということも実感。かつては他の弁士より演目のレパートリーが圧倒的に少ないことに焦る気持ちもありましたが、私は台詞以外に音楽も作っていますので、今はもう開き直っています。
一朗弁士が私のデビュー作『日本一の桃太郎』の台詞まで正確に覚えてくださっていたのにはびっくり!当時は若き発想力にあふれていました。20年以上ぶりに再演の機会も探りたいと思い立ちました。「弁士のハナシ」から大きなインスピレーションをいただいたリスナー・弁士でありました。
写真は先日の宮城県石巻市公演、マルホンまきあーとテラスの素敵な館内!
3月13日(日)14:00開演「山崎バニラの活弁大絵巻2022 ~ファンタジーの旅~」こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(新宿)チケット発売中です☆
弁士は入れ歯が多いってほんとぉですか!?弁士の歯無しつって、てぇへんだぁ…知らんけど。。。頼光さんは腰が痛くて入いれンんかったんですね! 新大関の御嶽海って雷電以来227年ぶりの長野出身大関なんですってね!雷電といえばバニラさんの活弁だぃ⸜( ´ ꒳ ` )⸝