弾き語り活弁制作手順最新版
山崎バニラの活弁大絵巻2024 ~アニメーションことはじめ~
3月2日(土)14:00開演 こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(新宿駅南口 徒歩5分)
チケット発売中、是非ご来場あ~れ~!
23年間、タイムパフォーマンスを求め続けた、弾き語り活弁制作手順最新版をご紹介
1.ネタおろし一年前くらいからメロディーが浮かぶ度に鼻歌を録音。道端でも(笑)後から聞くと、よく娘の声が入っていて楽しい
2.作品の時代背景、キャスト&スタッフ、制作秘話、小道具などについて、文献を読んだり、専門家にうかがったり、下調べを猛烈にする
3.中間字幕を書き起こす。英語の場合、原文と作品提供元からいただく翻訳と、意訳が強めの場合には自動翻訳も追加。作業中に調べたことの注釈もつけ、今後の弁士のために文字データは作品提供元に共有します←是非ご活用ください^^
4.活弁台本を書く。片岡一郎弁士が1時間で5分のシーンを書きあげるのが目安とお話していたので、そのペースを目指しますが、なかなか…
5.楽譜ソフトで最初から順に曲を作る。以前は鼻歌を最初に全て楽譜に起こし、印刷して、シーンごとに曲を選んでいましたが、ボツになる曲が増えたので、最近は採用すると決めた曲だけ譜面化。大正琴は試演しないまま譜面化。楽譜ソフト再生時の音色は大正琴で♪
6.同時並行で台詞も譜面に書きこんでいく。途中で気が変わって最初の方の曲をごそっと入れ替えることがあるため、印刷しない
7.完成したら全部印刷。『キートンの滑稽恋愛三代記』の場合は楽譜番号131番まで…!透明ファイルに入れていく
8.楽器だけ弾く。不都合が見つかると書き直し←今ここ
9.弾き語り練習。台詞ではなく歌にしよう…というシーンも増える
10.映像に合わせる。全シーンがお気に入りになることを目指す
11.楽譜を切って、譜めくりのタイミングに気を付けながら、順番にノートに張り付けていく
12.通し稽古をしながら、改良点を見つけると付箋を貼って行く。映像を止めている時間はない(^^; 楽譜をはがしては貼りなおす
以上、引き続き頑張ります☆写真は曾祖母の刺繍作品と^^
新しい学校のリーダーズの所に転校してきた李さんが「新しい学校の李だす」と言ってました。。。バニラさんの活弁制作の大変さが伝わってきます。全身も全シーンもお気に入りになるといいですね!