無声映画を作り続けた大都映画

今期もとても楽しく見ている朝ドラ『虎に翼』、今週は昭和12~13年が描かれていました。

無声映画全盛期はその少し前、モダンガール・モダンボーイが闊歩していた戦前の作品ばかりです。しかし庶民の味方であり続けた大都映画は世の中すっかりトーキーに移行後も無声映画を量産し続けました。

5月31日(金)第4回カツベン映画祭、19:10~のGプログラムで披露する『弥次喜多 岡崎猫退治』は昭和12年封切りで今週の『虎に翼』の時代です。カツベン映画祭の中では最新作です?!

昭和12年に日中戦争が勃発し、不穏な時代となっていきます。監督の吉村操は大都映画で100本以上の作品を手がけましたが、その後39歳の若さで戦死しました。

大都映画の作風は低予算のB級娯楽映画として親しまれていますが、それは覚悟を決めたバカバカしさ(←褒めています)だったのではないかと、畏敬の念を抱いています。

お陰様で第4回カツベン映画祭の通し券は完売しました。各プログラムのチケットは5月17日~発売です。写真は今年のスペース・ゼロ公演。Photo by 秋山稔さん。ホームページのスライドショー更新しました。

【英語】
Daito Films was a Japanese film company. Even in the era of sound films, they made many funny silent films. At the 4th Katsuben Film Festival, I will perform katsuben of Daito Films films.

【スペイン語】
Daito Films fue una compañía cinematográfica japonesa. Incluso en la era del cine sonoro, hicieron muchas películas mudas muy divertidas. En el IV Festival de Cine Katsuben, interpretaré katsuben de películas de Daito Films.

無声映画を作り続けた大都映画” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    波乱ギター、いや波乱マンドリン、いや波乱バンジョー・・・そう寅子の波乱万丈な人生は始まったばかり。。。先日ニュースで北山清太郎氏の100年前のアニメーション(ライオン株式会社の歯磨きの宣伝みたいな)が見つかったと言ってました。バニラさんならどんな活弁するかなぁと思って見てました。

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