大森くみこ弁士をWEBで!生で!

新型コロナ・ウィルスでたいへんな世の中ですが、オンライン化が進んだことで良いこともありました。日ごろなかなか見られない大森くみこ弁士の関西でのご公演を続けて鑑賞できました。

天満天神繁昌亭
こちら上方落語専門の定席で、今まで噂に聞くばかりでしたが、色物として登場するくみこ弁士を初めて拝見できました。コロナの影響で久しぶりのくみこ弁士のご登場に横断幕をかかげているお客様もいらっしゃいました。寄席の空間にスクリーンが下りてくるのが面白く、演目はおもちゃ映画ばかりでしたので、蒲田映画祭の「こども弁士による怒涛のおもちゃ映画特集」に向け、たいへん勉強になりました。

『何が彼女をそうさせたか』かけ合い活弁
アーカイブは8月21日まで販売しているそうです。感想は興奮冷めやらぬ私のTwitter3連投より↓
ブラボー!!!坂本頼光弁士×大森くみこ弁士、かけ合いならではの活弁、ラストに鳥肌!パーカッショニストではなくピアニスト・鳥飼りょうさんの演奏初めてきちんと拝聴!断片しか残っていない作品の見せ方に修復関係者の執念をも感じる、とにかく今日ご都合合わなかった方はアーカイブで是非!東京に居ながらにして、大阪のご公演をこれほどまでに楽しめるとは。まさに居ながらにして世界を見ることができる、活動写真が始まったときの人々の喜びを体験しているかのようです。前説で(物語は救いのない)本作を“シアターセブンで今年”上映する特別な意味がわかり、後説で素晴らしい主演女優さんにまつわるお話に驚き、当時の体制批判の無声映画を大阪の文化支援事業で上映(笑)。本編はもちろん、最初から最後まで最高でした!

●ラジオのくみこ弁士
ラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』では「二人で活弁」のコーナーで毎週、名画を活弁風に、羽川さんとともに、本当に七色の声で語っています。ラジオ大阪『Hit&Hit!』では「華やかなりし活弁時代」のコーナーで、無声映画時代のとある1年にスポットを当て、その年に何があったかを前説風に解説、私も「へ~」の連続です。ラジオ関西『Playlist of Harborland』ではお一人で1時間半パーソナリティーをご担当。映画音楽に合わせ、くみこ弁士のトークが痛快!全国のラジオが聴けるラジコに感謝です。

川崎市アートセンター「映画タイムマシン」
日ごろ関西で大活躍のくみこ弁士が8月10日(月・祝)川崎市アートセンターにご登場!サイレント映画ピアニスト・柳下美恵さんの演奏とともに、小津安二郎監督の名作『出来ごころ』を活弁されます!お近くの方、是非お出かけください♪

本日の写真は、昨年夏の国立映画アーカイブ「こども映画館」にて。

大森くみこ弁士をWEBで!生で!” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    大リーグの大谷翔平選手。右腕何事もないといいですね。大きなエビフライでもいっぱい食べて元気で頑張ってね!でも食べ過ぎて胃もたれしたら胃薬飲んで。「ビッグフライオータイサン(太田胃散)!」。。。久々に美人の2ショットいいもんですなー。バニラさんがパーソナリティの番組「きょうもバニラ日和」とか「ヘリウムボイスで今晩は」かなんか始まらないかなぁと妄想しながら熱帯夜を耐えております。

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