ルネ・クレール レトロスペクティブ
巨匠ルネ・クレール監督の没後40周年特別企画で「ルネ・クレール レトロスペクティブ」が全国各地の劇場で開催中です。今年、カツベン映画祭でお世話になった新宿武蔵野館の上映は11月11日までだそうで、残すところ日中のみとなります。
10月中旬から開催されていたのは知っていたのですが「東京国際映画祭出演後も上映が続いていますように…!」と願い続け、かけこみで『ル・ミリオン』だけ観ることができました。『巴里の屋根の下』『自由を我等に』は観たことがありますが、『巴里祭』『リラの門』も観たかったなぁ!
多幸感あふれるルネ・クレール監督作品をデジタル修復されたきれいな映像でスクリーンで観られるのはなんとも嬉しいです。センスが光る新宿武蔵野館内のディスプレーも映画館に来る楽しみを味わえます。1作品のみの鑑賞でしたが、ポスターの裏が解説になっているカラフルなパンフレットだけはコンプリート。ポスター、家中に飾りたいです。
予告編も是非ご覧ください。なんとオシャレで素敵な巴里の人間模様、そしてどの作品も音楽が非常に印象的でミュージカル風です。『ル・ミリオン』のオペレッタの劇中劇、おかしかった~。ルネ・クレール監督は無声映画時代から映画を撮っており、『眠るパリ』(1923)や『幕間』(1924)が有名ですね。
でも…ルビッチ監督作品初活弁で『結婚哲学』ではなく『陽気な巴里っ子』を選んだように、ルネ・クレール監督作で私が活弁したいのは違う作品なのだ…!ご都合がつけばトーキー時代の傑作を是非映画館で。
子供のころ山車(だし)を担ぐ前には出汁(だし)入りの味噌汁をたくさん飲んでから裸足(はだし)で頑張ってだしぬけにつまづいたりして。。。予告編見ましたが4Kデジタル・リマスター版でとっても美しい映像ですね。素晴らしい! ルネ・クレール監督作品では「沈黙は金」を見たことがあります。「奥さまは魔女」も撮っているンですね。