満員御礼-山崎バニラの活弁小絵巻2022

第35回 東京国際映画祭 ユース部門TIFFチルドレン 「山崎バニラの活弁小絵巻2022」前売り完売ありがとうございました!!ロスコー・アーバックル3部作、助演の世界三大喜劇王は見事に三者三様で、ロイド作品もキートン作品も披露した事ある5年目の東京国際映画祭ならではでした。

私は活弁台本に未来人としての視点を入れるのが好きです。イケイケのサイレント・コメディアン達を待ち受ける大事件を知っている、令和の活弁士ならではの「活弁」というより、今回は「2次創作」に挑戦しました。1作品ずつの再演は無理…と思うほど、3作品はつながっていました。

スラップスティック・コメディだったので、52分間、ピアノはほぼ弾きっぱなしでした。過去にロイド作品、キートン作品で弾いた曲もちりばめました。アーバックルを調べるほどに、最初の妻で『ノックアウト』のヒロイン、ミンタ・ダーフィに思いをはせ、ミンタ・ダーフィのテーマ曲は新たに作曲しました。

チャップリンの動きは台詞が不要で弁士泣かせと言われます。登場シーン2分間、完全にチャップリンにゆずったのも見どころでした?!

天国のロスコー・アーバックルにも、ご来場の皆様にもお楽しみいただけましたら嬉しいなぁ…と思っています。東京国際映画祭は11月2日まで続きます。引き続き様々な作品をお楽しみください。

満員御礼-山崎バニラの活弁小絵巻2022” に対して2件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    フラメンコやってるバニラさんに会わせてあげるからお金を振り込んでねオーレ!こんにちはオーレ・オーレ詐欺師です。。。バニラさんTIFFチルドレンお疲れ様!益々いい作品を活弁してくださいね!

  2. すずか より:

    今日初めてバニラさんの活弁を見させて、聞かせて頂きました!!
    どれも初めて見る作品だったのですが、とても楽しかったです!
    三代喜劇王の作品は見たことがありましたし、キーストン社やマック・セネットは知っていましたが、ロスコー・アーバックルは知らなかったので今回見られて嬉しかったです!!これまで見た活弁は日本映画かつ長編の作品だったので、外国映画で短編のスラップスティックコメディの活弁はテンポが速くて前に見たのとは違った感じで楽しめました!未来人視点のお話も色々と映画史の繋がりや現代との繋がりに気がつかされる点も多く楽しめました!
    また是非見に行きたいです!
    素敵な活弁をありがとうございました!!

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