映画と。TIFF活弁小絵巻レポート

「山崎バニラ版『スラップスティックス』公開。」というサブタイトルで素晴らしいレポートを書いていただきました。
映画と。「【TIFF】山崎バニラの活弁小絵巻2022(TIFFチルドレン)」

最後まで読んで鼻がツーンとうるうるしてしまいました。ライターの藤澤貞彦さん、今年もありがとうございました!!ロスコー・アーバックルの『にぎやか雑貨店』フランス発見版という事で『巴里の屋根の下』を演奏した事もお気づきいただき嬉しいです。

本作では他にも無声映画時代に活躍したフランスの作曲家エリック・サティの曲もアレンジして弾きました。右の写真の台詞入り楽譜はダンスパーティーのシーンです。アレンジの手順をご説明します。サティの代表曲、グノシェンヌ第1番をまずは私が弾きやすい音階に転調します。続いて、無声映画時代に流行ったダンス、チャールストンのリズムに編曲するといった具合です。

左の弾き語り活弁の楽譜は『海辺の恋人たち』ラストシーン。私はこんな風に弾き語り活弁の台本を作っています。作品情報の出典は『サイレント・コメディ全史』(喜劇映画研究会/編・発行)。曲はオペラ『フィガロの結婚』をアレンジしました。

『海辺の恋人たち』では水中カメラがない時代にアーバックルが水の中で撮影する度に箏曲『春の海』を弾いたのもお気に入りです。アーバックル3部作、52分の作品ですとこのような台詞入り楽譜が76ページ分となります(^^; 短い作品からでも是非弾き語り活弁士が増えますように。

映画と。TIFF活弁小絵巻レポート” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    映画ベン・ハーに主演してました。こんにちは、チャールストン・ヘストン(!?)です。。。チャールストンってダンスの響きなつかしいです。バニラさんはとってもアイデアウーマンですね!弾き語り活弁士も増えたらいいですね。自分は体重が増えそうでおそろしいです(ˉ ˘ ˉ; )

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