こどもぼうさい・あんぜん絵じてん

昨夜の地震、大丈夫でしたでしょうか。生まれ故郷で観光大使を務めさせていただいている宮城県白石市の被害の様子も徐々にわかり、とても心配しています。

東日本大震災から10年、私自身、防災意識は大きく変わりました。夫が買ってきたものですが、『こども ぼうさい・あんぜん絵じてん』(三省堂/監修:渡邉正樹)を娘と読みこんでいます。4歳の娘にとっては絵本と同じように楽しいようです。

大人も勉強になることが多く、公園の遊具の使い方などただ「ダメ」というだけでなく、なぜ危ないのか、きちんと説明した上で注意することができるようになった気がします。

道路の渡り方も「本にも書いてあったよね?」と言いつつ教えると、説得力が増します。犯罪から身を守る項目もあり、外でトイレに入るときや、留守番の仕方、インターネットの使い方まで、この一冊で網羅できていて、繰り返し読めます。

本を読んでいると、娘から指摘されることも多く、洗面所の歯磨きコップを落としても割れないものに変えました。時節柄すっかり来客もなくなり、スリッパを家のあちこちに置いて、物が散乱した際にさっと履けるようにしています。

娘からのリクエストのおかげで買っただけで満足していた災害ラジオを実際に使ってみました。電池が切れたら手動でも動き、携帯電話やスマホの充電も可能、懐中電灯やサイレン機能もあります。娘も使い方を覚え、ランチの間ラジオで音楽を流し、「喫茶店のようだねぇ」とこれまた時節柄なかなかできない外食気分を味わっています。

昨夜の地震、娘は冷静に布団をかぶってダンゴムシのポーズをとっていました。先日、日中に小さな地震があった際には教則動画かと思うような華麗な動きでテーブルの下に滑り込みダンゴムシのポーズをとっていました。いざというとき、そばに親がいなくても的確な判断ができるようになってほしいと願っています。

被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

こどもぼうさい・あんぜん絵じてん” に対して1件のコメントがあります。

  1. TAKAじい より:

    自分に自信はありませんが地震は無いに越したことはありませんね。。。福島や宮城ほか被災された方々にお見舞い申し上げます。自分は初めて落下物でケガしましたがテレビを見ていたおかげで緊急地震速報が聞けたので心の準備ができていて良かったです。バニラさんご一家ご無事そうで何よりです。

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