スペース・ゼロ2021プレスリリース
「山崎バニラの活弁大絵巻2021 ~デンジャラス家族~」3月14日(日)14:00開演(こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ)。プレスリリースを掲載していただきました。
東日本大震災から間もなく10年。切り紙アニメの名手・村田安司による漫画映画『海の水はなぜからい』(1935年)では東北地方に伝わる兄弟のいざこざの民話を宮城県白石弁活弁と東北の民謡のメロディーにのせて、大正琴弾き語りでお届けします。
巨匠・内田吐夢監督による「虚栄は地獄」(1925年)では職業を偽って結婚した二人の悲喜劇を大正時代の流行歌とともに大正琴弾き語りでご覧に入れます。
ドイツ系ユダヤ人のエルンスト・ルビッチュ監督がハリウッド視点でパリの享楽を描いた「陽気な巴里っ子」(1926年)。独特のほのめかしの喜劇は「ルビッチ・タッチ」と呼ばれ、本作は(本作も?)ずばり不倫の話なので、いつもより年齢をあげて小学生から入場可にさせていただきました。
万華鏡のようなダンスシーン、妻に怒られた夫が文字通り小さくなっていく特殊効果も爆笑ものです。最大の見せ場、ダンスホールシーンのピアノと歌(!)も作りました。ルビッチ監督は無声映画で“音を見せよう”としました。あらゆる技法で打ち上げる映像花火は必見!喜劇映画研究会によるテレシネ化でより鮮明に!
ご来場、是非ご検討くださいませ☆(「是非ご来場くださいませ」と言いにくい昨今、サイレント映画楽士・鳥飼りょうさんが「ご検討くださいませ」と告知なさっているのを真似させていただきました^^)
不倫は文化だと言った人がいましたが、自分は不倫はボルケーノ(火山)だと思います。不倫火山なんつって(武田信玄?)。。。むさしの公演大盛況!!の勢いのままスペース・ゼロがとても良い公演になることをお祈りいたします。