合唱・踊り「美しきまほろば~ヤマトタケル」
新国立劇場がある初台駅構内や周辺にオペラ「美しきまほろば~ヤマトタケル」のポスターが貼られています。いよいよ本番まであと1週間ほどとなり、合唱や踊りの方々も合流し通し稽古などが行われています。合唱も踊りも、本当にいい仕事しています!!
合唱の合流前は合唱パートを稽古ピアノや副指揮の皆さんが歌ってくださっていました。いつも全員いらっしゃるわけではありませんが、稽古ピアノだけで5名!副指揮が3名!という豪華体制です。
私も稽古場の隅で合唱パートを歌うのが楽しみでした。オペラのソリストと一緒に歌えるなんて、めったにない機会だからです。とはいえ、1オクターブ下でしか歌えません。ソプラノというのは本当に高音なのだと実感しています。
一人でオーケストラの代わりを務める稽古ピアノを聴いていると、オーケストラは歌の伴奏にあらず…ということがよくわかります。メロディーの音程を取るのが非常に難しく、ソリストの皆さん、よく歌い出せるものだと感心しきりです。
「稽古ピアノ」は、ピアニストとはまた違う、とにかく“気が利く演奏”をされます。オーケストラと合わせた際に違和感がないよう、それぞれの楽器に合わせた音色が出るよう演奏しているのだそうです。そして実際に気が利き、ムードメーカーも務めていらっしゃると思います^^
普段、大勢の舞台に関わっていないのは私だけなので、活気あふれる稽古場に連日通う生活が、ヤマトタケルの物語のように「夢かうつつか」という心境で、早くお見せしたい。でも終わってほしくない気持ちです。
ドレミファソプラノ♪・・・暑い日にソプラノで歌ったら高音ならぬ高温になるのかな。。。このオペラがバニラさんの活弁活動以外のライフワークになったらいいですね ⸜(๑’ᵕ’๑)⸝