『突貫小僧』カニパンの考察

『小説 突貫小僧一代記 子役になってはみたけれど』(青木富夫著)には突貫小僧君が撮影のテスト中にカニパンをたくさん食べてしまうので、助監督さんが偽物のカニパンを作ったエピソードがあります。『突貫小僧』撮影台本にも「カニパン」とあります。

しかし、私が知っている「かにぱん」が発売されたのは昭和49年、『突貫小僧』の封切りは昭和4年?!ずっと不思議に思っていました。これまで発見されている映像でも突貫小僧君はしばしばパンを食べていますし、人さらいの親分にも無理やり食べさせようとしています(笑)

それがこの度、新発見フィルム『突貫小僧』(マーヴェルグラフ版)であきらかに…!台本作りのために新発見映像を初めて拝見した際、“カニパン”のシーンになると、一人で「おお~」と声を上げてしまいました。

以前、『突貫小僧』の虫の考察もしましたが、こちらも新発見フィルムを鑑賞した上で、また虫の種類を変えてみます。これで3種類目ですが、まだ正解にはたどり着けていないかもしれません。

北海道中札内公演『突貫小僧』(おもちゃ映画ミュージアム版)も改良を重ねてうかがいます☆
第36回東京国際映画祭「山崎バニラの活弁小絵巻2023」
10月28日(土)10:00~  TOHOシネマズ シャンテ スクリーン1

山崎バニラの活弁大絵巻 in なかさつない
11月18日(土)14:00~ 中札内文化創造センターハーモニーホール

『突貫小僧』カニパンの考察” に対して2件のコメントがあります。

  1. からすのかぁ坊 より:

    昭和4年のかにぱんとは気になりますな〜
    今売ってるかにぱん、ウインクしたやつ見かけるとフフっとなります。
    ミニかにぱんチョコおいしいですよ。
    北海道はもう寒そうですから御身体にお気をつけて〜

  2. TAKAじい より:

    カニパンとカトパンは違うよね?でも意味は一緒だよね!?むにゃむにゃ。。。自分が懐かしいのは今でもあるグローブ型のクリームパン。初めて発売されたのは1904年だそうです。それから給食であまりおいしくないコッペパンが揚げパンになるとおいしかったなぁ。

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